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レーザー角膜内切削形成術(LASIK)とは
エキシマレーザーを用いて角膜を切除する屈折矯正術。初期の頃はPRKという、角膜上皮層を機械的に切除し、露出した角膜実質にレーザーを照射する方法が取られていた。しかし、PRKには術後の疼痛と切除角膜上皮層の再生治癒までの間、視力の回復が不十分であった。これら問題を解決したのがLASIKで、LASIKでは眼圧を40mmHgまで一時的に上昇させ、角膜フラップを作成し、角膜実質を露出させる。露出部位にエキシマレーザーを照射し、フラップを元に戻す。その上に治療用コンタクトレンズを乗せて手術は終刀となる。このLASIKでは術後疼痛がなく、矯正精度が良好で術早期から視力が改善する。しかし、LASIKの術中合併症として角膜フラップ形成不全、ズレ、セントラルアイランド、ヘイズ、びまん性角膜炎、感染症、網膜剥離術中のフラップの剥離などがある。
参考文献
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