眼瞼とその疾患

睫毛乱生

睫毛乱生とは

眼瞼および睫毛の生えている位置には問題なくても、睫毛が眼球側に伸びて角結膜びらんを生じ、異物感・眼脂・流涙をきたすことがある。

睫毛抜去で一時的に症状が軽快する場合もあるが、12か月もすると新たに生えてきた睫毛の毛先が角結膜を傷害する恐れがある。また、このような睫毛抜去は毛嚢炎を引き起こし、長期間に及べば瘢痕化をきたすこともある。

AAO HPより引用

睫毛乱生の治療

角結膜びらんが著しい、または異物感など異物感が強い場合には睫毛移動術や睫毛電気分解(ペースメーカーが入っていれば光凝固や冷凍凝固)など手術を行う場合がある。

参考文献

  1. 眼科学第2版

 関連記事

眼瞼とその疾患このページでは眼瞼とその疾患についてのリンクを掲載しています。...

オンライン眼科のサポート