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先天停在性夜盲 | オンライン眼科
網膜とその疾患

先天停在性夜盲

先天停在性夜盲(CSNB)とは

先天停在性夜盲(CSNB)は眼底が正常でも、ERGが陰性型を示す疾患のことである。杆体機能が消失していれば完全型、残存していれば不全型とする。常染色体劣性とX染色体遺伝がある。

先天停在性夜盲(CSNB)の症状

5-10歳視力低下(0.1-0.7程度)を主訴に眼科を受診する。完全型には中ー強度近視が多い。完全型であれば夜盲の症状を認めるが、不全型であれば夜盲の訴えはほとんど認めない。

先天停在性夜盲(CSNB)のERG所見

ERGは陰性型ERGで、完全型では杆体応答が消失し、錐体応答やフリッカー応答の振幅は正常に保たれる。一方、不完全CSNBでは杆体応答が少し残存し、錐体応答やフリッカー応答の振幅は低下する。

Medline Plus HPより引用

先天停在性夜盲(CSNB)の治療方法

治療方法はない。

参考文献

  1. 眼科学第2版

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