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乳頭血管炎とは
若年者に多く、片眼性である。
乳頭血管炎の症状
軽度の視力低下(0.5以上)とMariotte盲点の拡大が見られる
乳頭血管炎の所見
1.眼底検査
乳頭の著しい発赤、腫脹を認める。網膜静脈の拡張、蛇行を伴うことが多い。
2.蛍光眼底造影検査(FA)
乳頭および周囲の毛細血管の拡張、色素の漏出が見られる。
3.その他
対光反射は直接・間接反応は、正常もしくはほぼ正常で、相対的入力瞳孔反応異常(RAPD)は見られない。
乳頭血管炎の治療
自然傾向があるため、ビタミンB12の内服などの治療で治癒することが多い。ステロイドにおいてはその投与方法、有効性については明らかではないが、ステロイド大量投与では早期の回復が望める。
乳頭血管炎の予後
半年から1年で自然治癒する。
参考文献
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