眼球運動障害

Sagging Eye Syndrome(SES)

Sagging Eye Syndrome(SES)とは

Sagging Eye Syndrome(SES)は、眼窩プーリーを固定する組織の一部である外直筋と上直筋間結合組織(LR-SRバンド)が、主成分のコラーゲンの加齢性変性に伴い菲薄化し、外直筋重力によって下方移動して生じる。微小斜視角の遠見内斜視または上下斜視を発症する。

Sagging Eye Syndrome(SES)の疫学

日本での後天性斜視の原因の第1位であり、加齢とともに有病率が増すことが知られている。

Sagging Eye Syndrome(SES)の診断

診断基準は現在検討中のようだが、臨床的特徴をもって診断する。

特徴的な顔貌

SESは眼周囲組織の加齢性変化を認める。そのため、下記のような特徴的な顔貌を認める。

Sagging Eye Syndrome(SES)の治療

プリズム眼鏡が奏効することが多いが、遠方視時の斜視角が大きい場合は、斜視手術の適応となる。

参考文献

  1. 眼科vol.64 No.7 2022
  2. Causes, background, and characteristics of binocular diplopia in the elderly
  3. Prevalence of Sagging Eye Syndrome in Adults with Binocular Diplopia

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