網膜とその疾患

White dot fovea

White dot foveaとは

White dot foveaは中心窩白色顆粒症と訳される。病変に一致して網膜内層に高輝度反射を呈する。灰白色の顆粒が中心窩、特にその陥凹の縁に帯状に分布するため、検眼鏡的にfluid cuffのある黄斑円孔に似た所見を呈する。また、高齢者に多い、男女比1:2で女性に多い、多くが両眼性、後部硝子体剝離の有無とは無関係、などの特徴がある。

White dot foveaの症状と所見

通常は視力低下をきたさず、網膜電図でも異常を認めない。中心窩の白色顆粒を走査レーザー顕微鏡で観察するとアルゴンブルーで鮮明に見え、ヘリウムネオンでは不明瞭となる。フルオレセイン蛍光眼底造影検査では描出されない。通常自覚症状はなく、視力は良好である。

鑑別疾患

  • 黄斑円孔
  • ガングリオシドーシス
  • 多発消失性白点症候群(MEWDS)
  • 慢性骨髄性白血病
  • 急性後部多発性斑状色素上皮症(APMPPE)

参考文献

  1. Spectral-domain optical coherence tomography of white dot fovea
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