結膜とその疾患

結膜浮腫

結膜浮腫とは

結膜自体の炎症やその周囲組織からの炎症の波及あるいは静脈のうっ滞によって、血管やリンパ管からの透過性が亢進し、結膜下組織に漏出液が貯留して浮腫を生じる。

結膜浮腫の原因

局所性と全身性に原因を分けることができる。

1.局所性

  • 角結膜:結膜炎、スティーブンス・ジョンソン症候群、結膜腫瘍など
  • 眼瞼:麦粒腫、眼瞼炎、眼瞼腫瘍など
  • 眼球:眼内炎、全眼球炎
  • 眼窩:眼窩蜂巣炎、眼窩腫瘍など
  • 涙腺:涙腺炎など
  • 涙道:涙嚢炎など
  • 術後

2.全身性

  • 海綿静脈洞症候群
  • 全身性浮腫:心不全、腎不全など
  • Quincke浮腫
  • 副鼻腔炎

など

結膜浮腫の症状

結膜浮腫が軽度であれば、弛緩した結膜に沿ってひだ状に認める程度だが、結膜浮腫が高度になると、角膜周囲を覆うものや、隆起して眼瞼縁からはみ出すこともある。軽度であれば無症状のことが多いが、高度になると流涙や異物感を訴えることがある。局所性であれば眼性、全身性であれば眼性になることが多い。

結膜浮腫の診断

細隙灯顕微鏡により程度を把握し、浮腫の原因精査を行う場合がある。

結膜浮腫の治療

結膜浮腫の原因に対して原因治療を行う。

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針第3版

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