勉強用

Retina Medicine vol.14 no.1 2025

IRDに対する光遺伝学を用いた視覚再生治療

  • 動物だけでなく、植物、微生物に至るまで生物はそれぞれの必要とする光受容能をもつ。
  • 動物型ロドプシン(タイプIIオプシン)はシス型レチナールで光受容するGタンパク質共役型受容体である。
  • 微生物型ロドプシン(タイプIオプシン)はトランス型レチナールで光受容し、単体でくり返し応答が可能である。
  • タイプIオプシンの一種チャネルロドプシン2(ChR2)を用いて光刺激による神経活動制御が可能となった(光遺伝学)。
  • 光遺伝学を用いて変性網膜の残存する内層の神経細胞に異所的に光受容能を付加する視覚再生技術が開発されている。
  • タイプIとタイプIIの利点を兼ね備えたキメラロドプシンによる遺伝子治療は高感度視覚再生および変性保護効果を示した。

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