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もくじ
緑内障点眼薬の副作用
- 日本:新規に緑内障と診断された患者の約4分の1が処方後3ヶ月以内に治療を中断
- BAKは角膜上皮細胞の微絨毛の脱落や細胞死を引き起こし、ムチンの産生を抑制する
- DUESの発現頻度:ビマトプロスト>トラボプロスト>ラタノプロスト>タフルプロスト
- エイベリス:トラベクレクトミーの既往があると黄斑浮腫を発症るするリスクがある
- セタネオの副作用:虹彩色素沈着、睫毛の多毛
- ドルゾラミド:角膜内皮現症のある患者では、ポンプ機能の抑制により角膜浮腫が生じる可能性がある
- リパスジル:点眼から1-2時間程度の経過とともに結膜充血は自然消失する。
加齢黄斑変性症治療薬の副作用
- 眼科通院中で萎縮型AMDを持つ人のうち、約20%では他眼にnAMDを呈していた
- 白内障や眼圧上昇は抗VEGF療法1年程度続けたのちに起こる
- ACP(アバシンカプタド ペゴルナトリウム):萎縮型AMD治療薬。2025年承認。抗VEGF製剤は1回投与量0.05ー0.07mlだが、本薬剤は0.1mlのため眼圧上昇の可能性がある。また、黄斑部新生血管が生じうるため、抗VEGF製剤が併用されることがある。
抗がん剤による副作用
フッ化ピリミジン系
- S-1:最近の日本の前向き研究では、1年後の発生予測値は、角膜障害33.0%、涙道障害で25.9%とされる。
- 涙小管閉塞が、矢部鈴木分類のGrade1であればチューブ挿入率は96.8%であるが、Grade 2ならば41.7%と低下する、Grade3ではチューブ挿入は不可能となり、結膜涙嚢鼻腔吻合術、涙嚢移動術など特殊な手術が必要となる。
タキサン系薬剤
- 網膜障害(嚢胞様黄斑浮腫、漿液性網膜剥離)、睫毛脱落、角膜障害、涙道障害(程度は軽いことが多い)を起こしうる。
抗体薬物複合体
- 乳がん治療薬のダトポタマブ デルクステカン(ダトロウェイ®)、子宮頸がん治療薬のチソツマブ ベドチン(テブダック®)(以下TV)、多発性骨髄腫治療薬のベランタマブ マホドチン(ブーレンレップ®)が注意すべき薬剤とされる。
- TVの臨床試験では眼障害は53%で軽症が多いものの、偽膜性結膜炎、角膜穿孔などの重症例も報告され、3剤の中では要注意である。
- ベランタマブ マホドチンでは、角膜小嚢胞が認められることが特徴とされる。小嚢胞は多発することが多く、瞳孔領にかかると視力低下の原因となる。
