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視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法 | オンライン眼科
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視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法

ドクターK
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・視神経乳頭形状解析ってどんな検査なの?

・網膜神経線維層厚解析法ってどんな検査なの?

と疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。

視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法の目的

緑内障は網膜神経節細胞の脱落とその軸索である視神経線維の消失が主病態で、診断においてこれらの形態学的変化の検出はきわめて重要である。

また、これら視神経乳頭や網膜神経線維層は視野異常の検出に先立って検出されるが、この解析法を使えば精度も高くなり、再現性も良くなる。

視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法の検査法

視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法は主に下記の5つである。

  1. 立体眼底カメラ
  2. HRTⅢ(Heidelberg Engineering社)
  3. GDx(Carl Zeiss Meditec社)
  4. タイムドメイン(TD-)OCT(Carl Zeiss Meditec社)
  5. スペクトラルドメイン(SD-)OCT(Carl Zeiss Meditec社)

視神経乳頭形状解析、網膜神経線維層厚解析法の判定

これら検査機器を用いて、視神経乳頭あるいは網膜神経線維厚の定量評価が可能であり、緑内障診断に有用とされている。

しかし、視神経乳頭の形や視神経線維層厚には個人差があり、これだけでは正常と緑内障を判別することはできない。

また、自動診断プログラムの緑内障診断能の感度特異度は80%前後とされている。

以上から、視神経乳頭形状解析と網膜神経線維層厚解析法はあくまで補助的とされる。

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針 第3版

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