ジクロード®点眼液 | オンライン眼科

ジクロード®点眼液とは

ジクロード®点眼液（一般名：ジクロフェナクナトリウム点眼液、以下略）は1989年より販売開始となり、白内障手術後の炎症症状、術中・術後合併症防止のために広く用いられている。

白内障手術後の炎症症状、術中・術後合併症防止

通常、眼手術前4回（3時間前、2時間前、1時間前、30分前）、眼手術後1日3回、1回1滴点眼する。

小児等への投与

小児等に対する安全性は確立していない（使用経験が少ない）。

白内障手術患者312例を対象とした二重盲検比較試験を含む臨床試験の結果、術後の炎症症状の防止に対する有効率は58.0％（181/312）であり、術中・術後合併症の発現に対する抑制率は77.7％（164/211）であった。（承認時における集計）

総症例7,596例中117例（1.54％）に副作用が認められた。

主な副作用

また、頻度不明だが、角膜潰瘍、角膜穿孔があらわれることがあるので、角膜びらん等があらわれた場合には投与を中止し、適切な処置を行うこと。

ジクロード®添付文書