水晶体とその疾患

球状水晶体(小水晶体)

球状水晶体(小水晶体)とは

球状水晶体(小水晶体)は水晶体前嚢、後嚢ともに曲率半径が小さい状態である。生後すぐは球状水晶体のこともあるが、成長に伴って楕円形になる。しかし、眼球の形状が球状のままは病的な異常で、赤道径が8㎜以下となる。原因疾患はWeil-Marchesani症候群など全身疾患に合併する例が多い。また、球状水晶体(小水晶体)は白内障や緑内障の合併頻度も高いことが知られている。

参考文献

  1. 眼科学第2版

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