水晶体とその疾患

ステロイド白内障

ドクターK
ドクターK
・ステロイド白内障ってどんな病気なの?

と疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。

ステロイド白内障とは

ステロイド白内障は薬物による水晶体混濁で最も頻度が高いとされる。発症すると比較的短期間で高度の視力障害を生じる。

ステロイド内服により生じることが多いが、投与法方法を問わず発症しうる。ただし、プレドニン®換算で10㎎/日以下での発症は比較的まれであると考えてよい。

水晶体混濁は視軸上の後嚢直下に淡い点状混濁や空胞として発症する。後嚢直下の進行にやや遅れ、核白内障へと進行する。治療は加齢性白内障と同様、超音波乳化吸引術を行い、眼内レンズを挿入する。

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針第3版

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