スポンサーリンク
弾力線維性仮性黄色腫(PXE)とは
責任遺伝子(ABCC6)の変異により弾性線維の異常をきたす遺伝性疾患で、常染色体劣性遺伝を呈する。この弾性線維の異常により、様々な部位の弾性線維が変性し、断裂などの異常が見られる。眼でBruch膜の断裂を生じる。
弾力線維性仮性黄色腫(PXE)の眼症状
網膜色素線条を合併した状態をGronblad-Strandberg症候群という。
弾力線維性仮性黄色腫(PXE)の治療と予後
有効な治療はないが、眼球打撲により容易に眼底出血を生じやすかったり、脈絡膜新生血管(CNV)があれば抗VEGF療法を行ったりする。黄斑部にCNVや脈絡膜萎縮を生じると、視力予後は不良となる。
参考文献
関連記事
全身疾患と目の疾患このページでは全身疾患のうち、目に症状が出る疾患についての記事のリンクを掲載しています。...