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もくじ
眼内レンズ度数計算式Kane formula
- WEB利用のみ
- 多くの生体計測パラメータを活用
- トーリックIOLのスタイルと軸を算出可能
- 円錐角膜例にも対応可能(ただし、重症例ではBarrett True-Kの方が予測精度良好)
- 異常眼軸長眼でも調整することなく高い予測精度
- ALやK値などの生体計測値に影響を受けにくい
- SRK/TやHoffer Q、Haigisといった従来の計算式に比較して予測精度が高いことが複数の研究によって明らかにされている。
- 15種類の計算式を用いて予測精度を比較した結果、屈折誤差±0.5D以内の割合が90%以上であったのは、EVO、Hill-RBF、そしてKane formulaのみであったと報告している。
Comparison of formula accuracy for intraocular lens power calculation based on measurements by a swept-source optical coherence tomography optical biometer - Kane formulaはHill-RBF(ver.3.0)やBarrett U2、Haigisよりも良好な予測精度が得られることも報告されている。
徳田祥太、森洋希、徳末忠俊ほか: Kane formulaの予測精度の検討. IOL&RS 36 : 251-257, 2022