眼瞼とその疾患

アレルギー性眼瞼炎

アレルギー性眼瞼炎とは

アレルギー疾患に起因する眼瞼皮膚の炎症のことである。

アレルギー性眼瞼炎の病因

アトピー性皮膚炎接触性皮膚炎によるものが多いとされる。

アレルギー性眼瞼炎の症状

掻痒感を伴う眼瞼の発赤・腫脹が主な症状である。アトピー性皮膚炎では、眼瞼の肥厚・硬化、痂疲、色素沈着などをきたす。また、角膜上皮障害や血管侵入などの角結膜炎を生じる場合があり、高率にブドウ球菌性眼瞼炎を合併する。

アレルギー性眼瞼炎の診断

アトピー性眼瞼であれば、全身的な皮膚炎の診断を行う。接触性皮膚炎によるものであればパッチテストを行い、原因検索を行う。また、補助的に細菌培養を行うこともある。

Eye Rounds HPより引用

アレルギー性眼瞼炎の治療

アトピー性眼瞼炎と接触性皮膚炎では眼軟膏塗布を行い、接触性皮膚炎では原因物質の除去を行う。

アトピー性皮膚炎治療薬としての外用薬には4種類のステロイド以外の外用薬がある。デキサメサゾン眼軟膏やタクロリムス軟膏、デルゴシチニブ軟膏、ジファミラスト軟膏などを使う.タクロリムス軟膏やコレクチム軟膏は眼周囲へは慎重投与となっているため、眼内に入れないよう眼瞼皮膚に塗ることを勧めている.また,タクロリムス軟膏は塗布時に灼熱感を感じるが、継続使用で軽減する。

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針第3版

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