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上強膜炎とは
ほとんどが原因不明で、角膜輪部付近を中心に比較的限局した充血、単一性の結節性小隆起を伴うこともある。症状は一過性の刺激感や熱感、異物感程度で、疼痛はなく圧痛もない。上強膜炎が強膜炎に移行することはほとんどないため臨床状問題になることは少ない。
結膜フリクテンと鑑別が必要になるが、結膜フリクテンの急性期には結膜びらんが生じる。基本的に無治療でも数日から数週間で自然治癒するが、強膜炎との鑑別のためにステロイド点眼とキノロン系抗菌薬の点眼を行う。この点眼加療で改善なければ、強膜炎との鑑別を行う必要がある。
参考文献
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