強膜とその疾患

上強膜炎

上強膜炎とは

ほとんどが原因不明で、角膜輪部付近を中心に比較的限局した充血、単一性の結節性小隆起を伴うこともある。症状は一過性の刺激感や熱感、異物感程度で、疼痛はなく圧痛もない。上強膜炎が強膜炎に移行することはほとんどないため臨床状問題になることは少ない。

結膜フリクテンと鑑別が必要になるが、結膜フリクテンの急性期には結膜びらんが生じる。基本的に無治療でも数日から数週間で自然治癒するが、強膜炎との鑑別のためにステロイド点眼とキノロン系抗菌薬の点眼を行う。この点眼加療で改善なければ、強膜炎との鑑別を行う必要がある。

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針 第3版

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ドクターK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!