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糖尿病視神経症 | オンライン眼科
視神経・視路とその疾患

糖尿病視神経症

糖尿病視神経症とは

糖尿病患者に発症する視神経乳頭腫脹である。多くはⅡ型糖尿病であるが、罹病期間との関連はなく、性差もない。発症は平均50歳と報告されている。

糖尿病視神経症の症状

一般に視機能障害は軽度で、3-4カ月で自然に改善する。

糖尿病視神経症の所見

乳頭は発赤腫脹し、乳頭縁には毛細血管の拡張線状出血を伴うことが多い。単純糖尿病網膜症を伴うことが多い。

光干渉断層計(OCT)では約70%に黄斑浮腫を伴う。また、蛍光眼底造影検査(FAG)では黄斑周囲の微小血管瘤や網膜色素上皮(RPE)からの蛍光漏出は認められないことが多く、視神経乳頭部の毛細血管からの漏出に由来すると考えられる。

糖尿病視神経症の治療

特に治療を必要としないことが多い。平均3-4カ月で自然寛解し、それに伴い黄斑浮腫も改善する。

参考文献

  1. 眼科学第2版

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