角膜とその疾患

デスメ膜内皮移植術(DMEK)について

デスメ膜内皮移植術(DMEK)

DMEKはDescemet’s Membrane Endothelial Keratoplastyの略で、角膜後面の置換手術(角膜内皮移植術)である。DMEKでは厚さ20µm程度のデスメ膜シートを置換する。拒絶反応が少ないのが特徴で1%未満とされる。

デスメ膜内皮移植術(DMEK)の手術適応

基本的には、全ての角膜内皮障害が本手術の適応である。

デスメ膜内皮移植術(DMEK)の適応

  • Fuchs角膜内皮ジストロフィ
  • 手術後の角膜浮腫
  • 浅前房眼による水疱性角膜症
  • 落屑症候群による滴状角膜、角膜浮腫
  • 角膜内皮炎
  • ICE症候群
  • Axenfeld-Riegr症候群

など

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参考文献

  1. 日本の眼科 93:8号(2022)

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