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橋性縮瞳とは
橋の障害、特に橋出血では非常に強い縮瞳がみられることがある。瞳孔径は1㎜程度にまで縮瞳しているが、対光反射と近見反応による縮瞳は温存されている。延髄傍正中網様体から上行性にE-W核を抑制する経路があり、その抑制線維が障害され、E-W核が異常に興奮し強い縮瞳をきたすと考えられている。治療は原因疾患に対して行うが、脳幹部出血であるため生命予後が不良な例もある。
近見反応
近くを見ようとするとき、輻輳、調節、縮瞳という近見反応の3徴候が現れる。
参考文献
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