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暗い部屋でスマホを見ると目に悪影響を及ぼす理由

ドクターK
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・暗い部屋でスマホを見ると目にどんな影響があるの?

と疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。

論文の内容

今日紹介する論文は2018年にマドリード・コンプルテンセ大学BeatrizAntonaらが発表した論文です。

タイトルは『Symptoms associated with reading from a smartphone in conditions of light and dark』です。

要は、暗いところでスマホを読むことが(眼精疲労の)症状とどう関係しているのかを調べている論文です。

早速ですが結果です。

After reading from the smartphone, total symptom scores and nine out of ten questionnaire symptoms were significantly worse than for the hardcopy (“blurred vision while viewing the text, “blurred distance vision after the task”, “difficulty in refocusing from one distance to another”, “irritated or burning eyes”, “dry eyes”, “eyestrain”, “tired eyes”, “sensitivity to bright lights” and “eye discomfort”). Mean total symptom scores and scores for “irritated or burning eyes” and “dry eyes” were significantly higher for the dark versus photopic conditions.

プリントアウトされた文章を読むより、スマホで文章を読む方が10個のうち9個の症状がかなり悪くなった。

結果で「10個のうち9個の症状がかなり悪くなった」とありましたが、その9個の症状はどんな症状だったのでしょうか。

  • 字がボヤけて見える
  • 他のものを見るときに焦点を合わせづらい
  • ドライアイ
  • 目の不快感
  • 眼精疲労
  • 眩しい

etc

暗い部屋でスマホを見ることでこれだけの症状が誘発されてしまいます。

ドライアイや眼精疲労の患者さんの中には、詳しく問診してみると無意識のうちに暗い中でスマホをいじってしまう方がいるようです。

夜間のスマホだけで完璧に症状が治るわけではないですが、ドライアイや眼精疲労の症状があり、暗い所でスマホをいじる癖がある方はその習慣をやめましょう。

ただし、代わりに本を読んだり、スマホが触れないよう別の部屋で充電するなど物理的に接触できないようにしてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、暗闇でスマホなんか読んでいないけど、眼精疲労やドライアイの症状が辛い方もいらっしゃるでしょう。

僕のブログでは『眼精疲労』と『それドライアイにGOOD?BAD?』という記事でその対策を解説しています。

ぜひこちらの記事も併せて読んでください!

参考文献

Applied ergonomics 68, 12-17, 2018

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オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!