目に関するブログ

ワンデイコンタクトに変えるだけで17%ものドライアイが減る!?

おはようございます、doctorKです。皆さんはコンタクトレンズをお使いですか?GfK ジャパン(所在地:東京都中野区)は、全国の消費者約36,600人に対し、コンタクトレンズの使用状況を調査したところ、コンタクトレンズ使用者は26%でした。4人に1人はコンタクトレンズを使用しており、そのうち1日使い捨てレンズが40%、2週間使い捨てレンズが30%という結果でした1)。

このように4人に1人がコンタクトレンズを使う中、外来には「目が乾燥する」という症状を訴える方がしばしば来院されます。そこで今回、「コンタクトレンズの種類を変えるだけでドライアイが改善する」という論文を見つけたので紹介します!

僕のブログではこのように日常生活で役に立つ、目に関する情報を専門書や論文を交えて分かりやすく説明しています。

今日紹介する論文は2016年にマリエ眼科のIchijima Hidejiらが発表した論文で、タイトルは『Improvement of Subjective Symptoms and Eye Complications When Changing From 2-Week Frequent Replacement to Daily DisposableContact Lenses in a Subscriber Membership System』となります。

対象は83名の患者で、約2年以上コンタクトレンズを付けている患者さんを調査しています。結果は下記のようになっています。

The subjective complaint of dryness tended to consistently show improvement by the change to daily disposable(DD) wear: 18.1% vs. 30.1% (P=0.10, Fisher exact test). Among eye complications noted in each group, the occurrence of superficial punctate keratitis (SPK) was significantly decreased in DD wear: 9.6% vs. 26.5% (P=0.008, Fisher exact test). 〜.Overall, 95.7% of wearers making the change answered as “satisfied” and “mostly satisfied.”

  • 乾燥感:1日使い捨てコンタクトレンズでは18.1%、2週間使用のコンタクトレンズでは30.1%
  • SPK:1日使い捨てコンタクトレンズでは9.6%、2週間使用のコンタクトレンズでは26.5%
  • 全体の95.7%が満足あるいは概ね満足と回答

皆さんがコンタクトレンズを選ぶ理由は様々でしょう。

「1日使い捨てはコストが高いから2週間使い捨てレンズにしている」

など、どのレンズを使うかには様々な理由があると思います。しかし、2週間のコンタクトレンズを使用している方で、ドライアイの症状に苦しんでいる方は1日使い捨てのコンタクトレンズに変更するのも考えてみてはいかがでしょうか。

とはいえ、コスト的に2週間使用のコンタクトレンズを使用される方がいるかと思います。そんな方には普段の食事でドライアイを予防するのをお勧めします。なんと『たった1ヶ月半くるみ28gを食べるとドライアイは改善する!?』んです。ぜひドライアイを改善したいと思った方はこちらの記事も併せてご覧ください。それではまた次回の記事でお会いしましょう!

参考文献

Eye & contact lens 42 (3), 190-195, 2016


ABOUT ME
ドクターK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!