目に関するブログ

緑内障に効くサプリとは!?

おはようございます、doctorKです。

さて、今日は『緑内障に効くサプリとは』と題して、緑内障に効果があるサプリを紹介していきたいと思います。

僕のブログではこのように日常生活で役に立つ、目に関する情報を専門書や論文を交えて分かりやすく説明しています。

今日紹介する論文は2019年にアイルランドのEkaterina Loskutovaらが発表した論文で、タイトルは『Nutritional supplementation in the treatment of glaucoma: A systematic review』です。この論文はシステマティックレビューなので、かなり信頼度は高いです。

さて、早速見ていきます。この論文は33の介入研究と21のランダム化比較試験の結果を分析しており、結果は

These suggest that flavonoids exert a beneficial effect in glaucoma, particularly in terms of improving ocular blood flow and potentially slowing progression of visual field loss. In addition, supplements containing forskolin have consistently demonstrated the capacity to reduce intraocular pressure beyond the levels achieved with traditional therapy alone

要点をまとめると

  • フラボノイドは緑内障、特に血流の改善と視野欠損の進行を緩やかにする点で、有益な効果がある。
  • フォルスコリンを含むサプリは点眼等の元来の治療だけで達した値以上に眼圧を下げる。

とあります。とはいえ、健康長寿ネットHPによればフラボノイドは「ポリフェノールの一種で天然に存在する有機化合物群の植物色素の総称です。植物の葉、茎、幹などに含まれており種類は4,000以上ある」とあります。

「だいぶ種類あって、結局、どのフラボノイドが効果的か分からないじゃないか」と突っ込みたくなりますが、フラボノイド系は目に良いと結論づけることはできます。それに対してフォルスコリンは1種類ですのでご安心ください。フォルスコリンはサプリが売ってるので、そちらを用法通り飲むのが良いと思います。

ただ、福岡県薬剤師会HPによればフォルスコリンには「強心作用、眼圧低下作用、気管支拡張作用、抗血栓作用、脂肪分解作用等を示すことが静注、吸入、点眼等で報告されている」そうです。

ですから、心臓や喘息などの気管支病変があるなら一度かかりつけの先生に相談してから使うようにしてください。特になければ用法通りに飲んでいただければと思います。

もくじ

おわりに

いかがでしたでしょうか。この研究からフラボノイドとフォルスコリンが有効であることが分かりました。しかし、特にフォルスコリンは副作用もあるため注意して使う必要があります。

とはいえ、緑内障の患者さんは視野の進行が進むことに不安を抱かれています。こういった研究によって少しでも患者さんの不安が解消されたらと思い紹介しました。ぜひ一度試してください。

それではまた次回の記事でお会いしましょう!

参加文献:Survey of ophthalmology 64 (2), 195-216, 2019


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