眼瞼とその疾患

霰粒腫

霰粒腫とは

霰粒腫はマイボーム腺の栓塞によって起こる瞼板内の慢性肉芽腫性炎症で、腫瘤が存在する部の眼瞼が限局性に半球状に隆起する。基本的に霰粒腫は圧痛を伴わず、皮膚とは癒着、発赤、圧痛はない。まれに急性に発症して発赤、腫脹とともに疼痛を伴うものがあり、これを急性霰粒腫という。

霰粒腫の治療

確実な方法は手術による摘出だが、手術を希望しない場合はステロイド薬の局所注射療法を行う。トリアムシノロンアセトニドメチルプレドニゾロン0.05~0.2ml、経結膜的または経皮的27G針で腫瘤内に直接注入する。1~2週間で改善なければ再度注射し、その後も著変なければ手術を勧める。結膜側から切開する場合は瞼縁に直角に、皮膚側から切開する場合は瞼裂に平行に切開する。

参考文献

  1. 細隙灯顕微鏡用語活用アトラス事典
  2. 眼科学第2版

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