角膜とその疾患

緑膿菌角膜炎

緑膿菌角膜炎

緑膿菌角膜炎の誘因としては角膜外傷、コンタクトレンズ装用、非感染性角膜炎の2次感染などが挙げられる。緑膿菌角膜炎は角膜の小円形膿瘍で発症する。角膜潰瘍の進行は速く、2~3日で角膜輪状潰瘍へ至る。

緑膿菌角膜潰瘍では小円形の浸潤病巣に加え、潰瘍周囲の角膜浮腫性混濁が強く、すりガラス状角膜潰瘍と呼ばれる。球結膜の充血は高度で、時に強い結膜浮腫を伴う。角膜辺縁部には強い細胞浸潤によるブラシ状角膜混濁がみられ、境界不明瞭となる。

進行すると、角膜実質融解を伴った輪状膿瘍となり、強い前房炎症、角膜プラーク、前房蓄膿を伴うことが多い。さらに進行すると、角膜穿孔となる場合も多い。

鑑別として真菌性角膜炎がある。また、病巣部角膜の融解と潰瘍の進行により、角膜表面には、膿性分泌物や融解した角膜組織が付着し、角膜裏面には角膜内皮プラークがみられ前房蓄膿を伴うことがある。

緑膿菌角膜炎の前眼部写真

参考文献

  1. 細隙灯顕微鏡用語活用アトラス事典
  2. 今日の眼疾患治療指針第3版

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ドクターK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!