目の病気

シェーグレン症候群

シェーグレン症候群とは

涙腺、唾液腺、あるいは全身の外分泌腺を侵す、臓器特異的自己免疫疾患。ドライアイのほか、ドライマウス、ドライノーズ、ドライスキンなどの症状を認める。また、関節リウマチや全身性エリテマトーデスなどの膠原病を合併することがある。このように全身疾患に合併するものを続発性シェーグレン症候群、全身疾患に合併しないものを原発性シェーグレン症候群という。

シェーグレン症候群の所見

  • 瞼結膜所見:軽症例では乳頭増殖と軽度の充血がみられるが、重症例では結膜腫脹を伴いビロード状乳頭増殖となる。
  • 角膜所見:軽症例では瞼裂部にSPK。上輪部角結膜炎型では上方角膜にSPKと上方球結膜の充血を認める。重症例では角膜全体にSPK+、強い炎症を伴うと落屑状SPKを認める。その他にも重症例では糸状角膜炎やパンヌス様血管侵入を認める。

シェーグレン症候群の診断基準

シェーグレン症候群の治療

ドライアイに関しては点眼加療を行う。また、シェーグレン症候群では結膜にも炎症が生じているとの報告もあり、1日2~3回程度のステロイド点眼が効果的な場合もある。点眼でドライアイがコントロールできなければ涙点プラグ、あるいは外科的に涙点を閉鎖する。

参考文献

  1. クオリファイ5全身疾患と眼(専門医のための眼科診療クオリファイ)
  2. 細隙灯顕微鏡用語活用アトラス事典

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doctorK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!