目の病気

その他の薬物・毒物による白内障

その他の薬物・毒物による白内障

ステロイド以外には下記薬剤が水晶体混濁の原因になりうる。ただし、ステロイド以外の薬物、毒物、化学物質で生じる白内障で視機能低下をきたすことは比較的少ない

  • アミオダロン:後嚢下混濁
  • アロプリノール:前嚢下混濁
  • クロロキン:後嚢下混濁
  • フェノチアジン系薬物(クロルプロマジン):水晶体前嚢下に星状の茶褐色混濁
  • ブスルファン:長期投与で後嚢下混濁を呈し、最終的には成熟白内障をきたす
  • ブチロフェノン系薬物:水晶体線維の膨化で全白内障
  • 金:前嚢瞳孔領の水晶体嚢および浅層皮質に沈着する
  • 銀:前嚢瞳孔領の水晶体嚢および浅層皮質に沈着する
  • 銅:多色性顆粒が放射状に広がる(ひまわり状白内障)を呈する
  • 鉄:茶色の前嚢沈着に始まり、重症では水晶体全体が茶色に着色する

など

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針第3版

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ドクターK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!