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交感性眼内炎 | オンライン眼科
ぶどう膜とその疾患

交感性眼内炎

交感性眼内炎とは

穿孔性眼外傷や内眼手術後原田病と同様、両眼性汎ぶどう膜炎を生じる疾患のことを交感性眼内炎という。ぶどう膜が全身の免疫に曝露され、自己のメラニン蛋白に対するT細胞性免疫によって発症する。

有病率は人口100万人当たり1.1人で、眼外傷眼の発症頻度は1%、手術後は0.05%程度とされる[2]。受傷あるいは手術後1年以内に発症する。HLA-DR4陽性はほぼ100%である。

以前に比べ、小切開による手術が行われるようになり、その頻度は減少してきている。また、原因となった眼を起交感眼、僚眼を非交感眼という。治療は原田病と同様である。受傷後2週間以内の眼球摘出は交感性眼内炎の予防に有効だが、発症してからは無効となる。

Vogt-小柳-原田病(VKH)この記事では原田病について解説しています。原田病について知りたい方は必見です。...

参考文献

  1. 今日の眼疾患治療指針第3版
  2. 眼科学第2版

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