目に関するブログ

シンポジウム13眼底と対応させた視機能評価:眼底視野計、眼底対応視野計

野本先生による眼底視野計、眼底対応視野計

  • 自動静的視野検査で、中心10度内測定点にて詳細な評価を行う場合、Mプログラム(中心5度以内は1度間隔)や10-2(2度間隔)
  • ※24-2、30-2は6度間隔
  • 黄斑疾患における中心視野障害の評価としてSLOを用いた眼底視野検査を行うことがある
  • MP-1:眼底マーキング時の解像度が悪い。Dynamic rangeが狭い。eye tracking不良で、検査時間がかかってしまうことがあった。→MP-3、centervue maiaなどが登場した。

林先生による黄斑前膜の手術前後の視機能評価

ERM

  • 回帰木分析:目的変数に対する複数の説明変数の複合効果を分析可能
    →ERM手術後の視力を回帰木分析で予測
  • 視力予後不良と関連する因子は2019年の多変量解析の結果、69歳以上、短眼軸(<23.6㎜)だったが、回帰木分析の結果、術前視力が<0.4で72歳と高齢である、あるいは術前視力が0.8より良く、短眼軸(<23.06㎜)である。
  • また、回帰木分析の結果、中心網膜厚と術後視力は
    術前視力が0.4以下で、
    1.72歳未満の場合、中心網膜厚が318μm以上なら視力予後良好
    2.72歳以上の場合、中心網膜厚が357μm未満なら視力予後良好
  • 傍血管異常(PVA):ERM、強度近視眼などで検出頻度が高いアーケード血管に沿った網膜の異常
  • PVMを有するERM症例において、硝子体手術1年後、大部分のPVAは消失した。
  • PVAを合併するERM症例に対する硝子体手術は、解剖学的(PVA面積)にも機能的(網膜感度)にもPVAを改善する。

山本先生による中心性漿液性脈絡網膜症治療前後での視機能評価

  • CSCの診断と病態
  • CSC治療の評価と問題点
  • 低侵襲網膜レーザー

大音先生による黄斑疾患における視機能評価

  • 視細胞障害の平均面積は、RPE障害の平均面積に比べ、有意に大きかった
  • 視細胞障害の有無、RPE障害の有無で、平均網膜感度に有意差を認めた
  • RPE障害周囲の視細胞障害の平均網膜感度は、視細胞障害のない領域の平均網膜感度に比べて低かった
  • Pseudodrusenのある症例は、Pseudodrusenのない症例に比べて、RPE障害周囲の視細胞障害領域が広かった
  • 地図状萎縮周囲に視細胞障害を認め、網膜感度低下と最も相関する
  • RAP、地図状萎縮でPseudodrusenは関連している
  • Pseudodrusenがあると脈絡膜は菲薄化する
  • Pseudodrusenがあると視機能(網膜感度)が低下する
  • 補償光学(AO):波面収差を補正し、天体望遠鏡の解像度を上げるための技術だった。これを眼底イメージングへ応用。眼光学系の波面収差を補正し、高解像度の眼底イメージングを実現した。杆体細胞・錐体細胞を視覚化。

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ドクターK
オンライン眼科編集長兼眼科医プロライター/祖母の死→医師を目指す→一浪し眼科医/プロライターとしても500以上の記事を執筆/目の健康、眼科に関する記事をほぼ毎日作成/一緒にお仕事して下さる方はDMして下さい!目の健康に関する情報よ全国へ届け!