ドクターK
・瞳孔反応検査ってどんな検査なの?
と疑問をお持ちの方の悩みを解決できる記事になっています。
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瞳孔反応検査の目的
対光反射と輻輳反応の評価を行う。
瞳孔反応検査の対象
瞳孔反応検査は自律神経異常や瞳孔求心路と遠心路障害の診断に有効である。
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瞳孔反応検査の検査方法
1.対光反射
A.視診による方法
半暗室にてペンライトの光を片眼に照射し、照射眼の縮瞳(直接反応)、反対眼の縮瞳(間接反応)を確認する。
この時に下記も確認する。
- 直接反応が迅速(prompt)or遅鈍(sluggish)
- 縮瞳の程度が十分(complete)or不十分(incomplete)
B.交互対光反射検査(swinging flashlight)
『RAPDの記事』をご覧ください。
2.輻輳反応
A.視診による方法
近見刺激に対する輻輳反応は、視標を患者の目の前に接近させて輻輳運動とともに、縮瞳を確認する。その後、遠方を見させて開散運動とともに、瞳孔が瞬時に元の大きさに戻るかも確認する。
3.対光近見反応解離
対光反射が消失するにも関わらず、輻輳反応は保存されている状態である。
Parinaud症候群やArgyll Robertson瞳孔などの中脳背側病変、瞳孔緊張症(Adie症候群)にて見られる。
4.絶対性瞳孔強直
対光反射と輻輳反応の両者が消失する状態である。
下記疾患で生じうる。
- 外傷や虹彩炎による虹彩委縮
- 動眼神経麻痺や急性原発閉塞隅角緑内障
- アトロピンなどによる瞳孔括約筋麻痺
参考文献
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